春の花粉症の原因となる花粉はスギ・ヒノキ・ハンノキなど樹木から出る花粉が多くなります。これらの花粉の特徴は遠くまで飛散してしまうことです。ですから、近くにこれらの樹木がなくても、空気中に花粉が漂っていて症状を引き起こしてしまうのです。
花粉症は原因となる花粉に触れることで起きる症状ですので、花粉に触れないようにすること、花粉が付着しないようにすることが季節に関係なく最大の対策です。
外出時にマスクやメガネを着用すること、皮膚に直接花粉が触れないようにカーディガンを羽織るなどの対策を取ってください。その上で、春の花粉症対策としては特に室内に花粉を持ち込まないことが重要です。どこにいても目には見えない花粉が飛散している時期ですので、意識して対策しないと室内に花粉を持ち込んでしまう時期であると言えます。
窓を長時間開け放したり、ドアを開けっ放しにしないようにしましょう。また、室内の花粉の大半は玄関から入ってきます。外出から帰宅した際などには、体に付着した花粉をブラシなどで落とすようにしましょう。
花粉を避ける顔に吹きかけるスプレーなども効果的ですし、同じものをマスクに使用することで効果を上げている方もいらっしゃいます。
また、症状を緩和したり抑えるために、ヨーグルトなどの乳酸菌を摂るようにしたり、お茶を飲むようにして一年を通して体質改善を図っていくことも効果があります。