花粉症の原因花粉ではスギ花粉が最もポピュラーですが、ヒノキやハンノキといった植物に反応して花粉症になっている方も多く、花粉の飛散も多いため春は一番気をつけなくてはいけない季節です。
日本人が春先にかかる「花粉症」は、スギやヒノキの花粉が原因となることが多いと言われています。
花粉症患者の約7割はスギ花粉が原因と言われています。スギ以外にもヒノキ、シラカバ、ハンノキ、ケヤキ、コナラなどの樹木、またカモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの草花の花粉も花粉症を起こすことが知られています。スギ花粉が原因になるのは、日本の森林面積の約18%、国土の約12%をスギ林が占めている、その花粉量の多さによると言われています。
※スギ花粉の飛散量が極めて少ない北海道や、スギの木がない沖縄では花粉症患者も少なくなります
スギやヒノキの花粉が飛散する時期が終わったはずなのに、症状が止まらないような時は、ほかの植物の花粉が原因となっているのかもしれません。
ハンノキの花粉は、スギ花粉よりも早く飛散しはじめ、なおかつヒノキよりも長い間飛散するという特徴を持っているため、花粉症が長引く可能性がとても高い原因植物の一つですです。公園や山地など日本に多く生育しています。
また、スギは3月~5月、ヒノキは4月~6月、ハンノキは3月~6月までが一番飛散量が多いとされています。